月末になると、各店舗からExcelを集め、フォーマットを揃え、コピペで合算し、ミスがないか見直す——。気づけば半日が消えている。賃貸仲介の本部業務で、いちばん「もったいない時間」のひとつです。
なぜ月末に時間がかかるのか
原因は集計作業そのものではなく、データが分散していることにあります。
- 店舗ごとにExcelのフォーマットが微妙に違う
- 更新タイミングがバラバラで、最新版がどれか分からない
- 入金状況が別管理で、売上と突き合わせる必要がある
つまり「集めて・揃えて・突き合わせる」前処理に時間の大半が溶けています。集計を速くするより、そもそも集計を待たない体制をつくる方が本質的です。
「待たない」集計の3原則
- 入力を一箇所に集約する。各店舗が同じ場所に入力すれば、集める作業そのものが消えます。
- 入力した瞬間に集計へ反映する。誰かがまとめるのを待つのではなく、リアルタイムで数字が積み上がる状態にします。
- 確定売上だけを自動で抜く。入金済みの数字だけが集計されるようにし、見栄えだけの数字に振り回されないようにします。
✓効果のイメージ
月末にまとめていた作業がなくなると、本部は「集計」ではなく「分析と打ち手」に時間を使えます。浮いた半日は、現場支援や広告の見直しに回せます。
集計は、速くするものではなく、なくすもの。
まとめ
月末集計の地獄は、根性ではなく仕組みで抜け出せます。入力を一元化し、リアルタイムで数字が積み上がる状態をつくる。それだけで、本部の時間の使い方が変わります。